バイデン米大統領は13日(日本時間14日未明)、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞の授与について、「核兵器が二度と使用されないための歴史的な取り組みが評価された」と祝福する声明を発表した。昨年の広島訪問に触れ「核兵器を永遠に無くす日に向けて進み続ける」との決意も表明した。
バイデン氏は声明で、被爆経験を語り継いできた日本被団協を「核兵器による壊滅的な人的被害の証言者の役割を何十年にもわたって果たし、人類が聞くべき物語を語ってきた」と称賛。「悲劇に直面した人間の決意と回復力を体現した」とした。
昨年、広島での主要7カ国首…